1. HOME
  2. ブログ
  3. 8月5日(月) 《少年H》 妹尾一家、地元・神戸に凱旋!

8月5日(月) 《少年H》 妹尾一家、地元・神戸に凱旋!

ロケ地・異人館前で、神戸の子供たちと 1200人の自画像で作ったフェニックスアートで全国へエール!

8月5日(月)フェニックスアート除幕式

1997年に刊行され、上下巻で340万部超のミリオンセラーを記録した、妹尾河童の自伝的小説「少年H」。
昭和初期から戦後までの神戸を舞台に、不穏な世の中を生き抜き、様々な困難からも力強く立ち上がって行く「H(エッチ)」と呼ばれた少年とその家族の物語を、巨匠・降旗康男監督が描きます。主演は国民的俳優の水谷豊、その妻役は、実生活でも水谷豊の妻である伊藤蘭。感動の大作が、現在大ヒット上映中!
その「少年H」のキャストが、映画の舞台となった神戸に凱旋しました!
主演の水谷豊(妹尾盛夫役)・伊藤蘭(妹尾敏子役)・吉岡竜輝(妹尾肇役)・花田優里音(妹尾好子役)の妹尾一家4名に加え、監督・降旗康男、そして原作者・妹尾河童が神戸でセレモニーを行いました。

フェニックスアート除幕式

(C)2013「少年H」製作委員会

映画のラストシーンで少年Hが戦争からの復興の象徴として描くフェニックス(不死鳥)を、物語の舞台である神戸市 長田区の小学生約1200名の自画像を使ってモザイクアートとして再現!
映画の撮影にも使用された神戸を代表する観光地でもある異人館・萌黄の館(もえぎのやかた)前にて除幕式を行いました。
除幕式には自画像を描いてくれた小学生1200人の中から20人が代表で参加。主演の水谷からは「今日こうして神戸に来ることができてうれしく思っています。モザイクアートは本当にすごいですね。みんなの想いが集まっていますね。」と完成したモザイクアートに喜びの声が上がりました。原作者でもある妹尾河童も「すごいものを見せてくれると言われていましたが、本当にすごい。ありがとう!」と地元・神戸の子どもたちに感謝の言葉が伝えられました。
モザイクアートの出来に思わず壇上から降りて、全容を確認するキャストの姿に、炎天下の中セレモニーに参加した子どもたちからも笑顔がこぼれました。不死鳥のように様々な困難から立ち上がってきた街・神戸から「少年H」を通し日本全国へ平和と笑顔のエールを送りました。

またその後、市内の会場へ場所を移し、会見と神戸市民への映画のお披露目として、神戸プレミア試写会も実施。プレミア試写会は、700名の定員に対し、20,000通の応募があるというご当地ならではの盛り上がりとなりました。

「少年H」は2013年8月10日(土)より全国東宝系にて絶賛公開中

 

<登壇者コメント>

水谷豊 : 今日こうして神戸に来られたことを嬉しく思っております。神戸の子どもたちが作ってくれたモザイクアートのフェニックスは素晴らしいですね!すごい。みんなの想いが集まっていますね。映画の中では大変な目にあう神戸ですが、今の神戸を見ると本当に復興していて良かったなと思います。神戸に関する思い出としては、神戸弁に不安があったのですが、試写を観た人たちから、「神戸出身ですか?」と言われたりもするので、うまくいったのだなと安心しています。昭和初期の神戸の街並みがなくなってしまうということを、撮影で目の前で体験したので、それがこのように復興したことは本当にすごいことだなと思います。我々は長期スケジュールで「少年H」のキャンペーンをしていたので、神戸に来ていよいよ公開間近だなと高まっています。

伊藤蘭 : 撮影から一年以上たち、初めて神戸にロケに来た時のことを思い出し、感慨深いです。「少年H」の発祥の地神戸に来れて気持ちが高まります。フェニックスアートは本当にきれいですね。自画像を描いてくれたひとりひとりの力が集まって、こんなにきれいなモザイクアートができているんですね。「少年H」は一観客として観ると、平和が失われていく様を知って、恐ろしく思いどうしてこうなったのかもう一度知ってみたいと思いました。ご覧になった方々にも家族で戦争や平和について話し合うささやかなきっかけになってほしいと思います。

吉岡竜輝(よしおか たつき) : 撮影以来で萌黄の館に来ると、撮影の時を思い出して懐かしいです。普段から神戸に住んでいるので、水谷さん、伊藤さんの妹尾一家と降旗監督が神戸に来てくれてとても嬉しいです。

花田優里音(はなだ ゆりね) : 今日はモザイクアートが見れると聞いてわくわくして来ました。ひいおじいちゃんやひいおばあちゃんから戦争の話を聞いて撮影をしました。ひいおじいちゃんたちが頑張って生きてくれたおかげで自分がいるんだなと思いました。降旗監督や、河童さんが生き抜いてきたからこの作品ができたのだとも思いました。映画を観て昔こんな大変なことがあったということをみんながお話してくれたらと思います。

降旗康男監督 : 少年Hが働く看板屋さんと神戸のシンボルであるという想いを込めて映画のエンディングをフェニックスの看板にしました。今日1200人の子どもたちの自画像でフェニックスができて本当によかったなと思います。このフェニックスアートから平和を守っていこうという想いが伝わればいいなと思います。今は日本とアメリカが戦争をしたことを知らない世代が成長していますし、戦争を知っていた世代もだんだん記憶が薄れていく時代です。戦争がどんな風に始まるのかということを知ってほしいし、どういうふうに普通の家族が戦争に巻き込まれていくかを観客の皆さん知ってくれたら嬉しいです。

妹尾河童 : 原作者という立場ではこういった舞台に立つつもりはなかったのですが、「地元・神戸ですから!」と言われ初めて出てきました。素晴らしい映画になったと感謝しています。モザイクアートはすごいです!今日はすごいものを見せてくれると言われて来たのですが、本当にすごかった。ありがとうございます。

(C)2013「少年H」製作委員会

(C)2013「少年H」製作委員会

「少年H」

2013年8月10日(土)より全国東宝系にて大ヒット上映中!
・出演  水谷豊、伊藤蘭、吉岡竜輝、花田優里音
・監督  降旗康男
・原作  妹尾河童
(C)2013「少年H」製作委員会
公式HP: http://www.shonen-h.com/

関連記事

検索

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

アーカイブ

おススメ記事一覧